臓器移植後の患者さんに、もっと自由で快適な生活を

免疫抑制剤を必要としない未来を目指して

臓器移植後の拒絶反応を予防するための免疫抑制剤。
現在の移植医療を支える大切なお薬である一方、
免疫反応を抑えることによるリスクが問題となっています。

特にウイルスなどの病原体に感染しやすくなったり、
癌細胞の増殖を抑える力を低下させてしまったりすることは、
ドナーの方から贈られた臓器を失う要因になることもあります。

私たちは、臓器移植を受けた患者さんが、移植後も安心して暮らせるよう
「誘導型抑制性T細胞」を活用した治療法の確立を目指しています。

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ABOUT免疫寛容プロジェクトとは

免疫学の大きな課題の一つである“免疫寛容”メカニズムの解明と
研究室から生まれた人為的に免疫寛容状態を誘導する細胞製品
(誘導型抑制性T細胞)を患者さんにお届けすることを目指して
いるプロジェクトです。

誘導型抑制性T細胞は、移植された臓器に対する免疫寛容
(トレランス)を誘導することが期待されており、
現在その効果と安全性を調べる医師主導治験を実施しています。

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