2022.12.01 | 活動報告
2022.11.16(水)、第8回免疫治療研究センター主催セミナーを開催しました。
Scurfy mutant mouseとIPEX症候群からFoxp3を発見するに至った経緯、また、Foxp3とTCRシグナルが制御性T細胞の分化と機能をどのようにコントロールするか、堀先生のチームの研究成果をお話いただきました。質疑では制御性T細胞のタイプやST2との関連性など様々な質問が出ましたが、堀先生の幅広く深い知識からお答えいただき、参加者にとって大きな学びとなる貴重な機会でした。
私たちは制御性T細胞を含んだ治療アプローチで移植免疫寛容の誘導に取り組んでおり、今後、堀先生と議論を重ねながら制御性T細胞の治療可能性を広げる研究に挑戦して参りたいと思います。
お忙しい中、ご講演いただきました東京大学大学院 薬学系研究科 堀昌平先生、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。