RECRUIT採用情報

免疫寛容プロジェクトでは、未知の課題に挑戦する意思をお持ちの方や
それをサポートしたい方を募集しております。

メッセージ

私たちは、“抑制性免疫記憶”の成立とその維持機構という大きな課題解明に挑戦しています。

自己免疫疾患や癌の発生メカニズムの研究から得られた知見は、移植臓器や自己抗原に対し免疫寛容を誘導することで拒絶反応や自己免疫疾患を制御する新しい治療法の開発につながりました。現在は生体肝移植患者を対象とし、患者とドナーのリンパ球を原料とする免疫抑制剤にかわる再生医療等製品の効果と安全性を評価する医師主導治験を実施しています。

医療の世界は、同じ疾患と診断された患者に対し同じ治療を提供していた時代から、個々人の多様性に注目していく時代へ変化しています。免疫学の分野においても、個々人の免疫多様性が注目されはじめ大きな転換期を迎えつつあります。私たちは、このような環境を捉え、免疫多様性解析のトップランナーとしてさらなる進化を遂げるために、また免疫多様性解析を基盤にして個別化医療を推進するというミッションを実現するために精力的に事業活動に取り組んでいます。

健康総合科学免疫治療研究センター センター長
医学部免疫学講座・名誉教授
大学院医学研究科免疫学・特任教授
奥村 康

募集要項

免疫学、特に免疫寛容・抑制性免疫記憶に関連する基礎研究と、基礎研究の成果を臨床応用に向けた研究を一緒に進めてくれるメンバーを募集しています。
また、研究室の枠にとらわれることなく、同じテーマの解決に向かう研究者も歓迎しています。

募集職種

よくあるご質問

採用に関するよくあるご質問を紹介します。ご応募、お問い合わせいただく前に必ずご確認ください。

研究員・ポスドクとしてこの研究に参加できますか?
公募をする場合は、応募資格・勤務形態・雇用条件等を公開します。募集要領をご確認の上、応募してください。
研究者としてどのような人材が求められますか?
このプロジェクトのテーマに興味があり、研究者として研究計画の立案、実施、論文化等の研究活動を自発的に進めていける方、そのような人材になりたいと希望している方です。本分野の専門的知識や経験よりも、ご自身の疑問を、研究活動を通して解明していく意欲の強さを重視します。
どのような研究に携わるチャンスがありますか?
ご自身の研究テーマに加え、このプロジェクトで実施する基礎研究・臨床研究に参画する機会を設けています。
~主な研究課題~
・誘導型抑制性T細胞を用いた免疫寛容の誘導・維持のメカニズム研究
・移植拒絶反応を早期予測する免疫診断法の確立
・マウス膵島細胞移植モデルを用いた新規糖尿病治療法の検討
・iPS由来心筋細胞シート移植後の免疫抑制法の確立
臨床研究支援とはどのような仕事ですか?
医師主導治験の調整事務局の他、臨床試験の事務局・登録/データセンター等を担当します。外部委託業務の管理や、実施計画書等関連文書のライティング業務、データ入力等の補助業務を担当する場合もあります。
研究事務局やCRC・CRA・DM等の経験者の方、医療資格を持つ方を優遇します。
テクニカルスタッフとはどのような仕事ですか?
研究者の下、基礎研究・再生医療等製品の製造技術の開発等に関する実験や、物品管理を担当しています。細胞培養や、細胞の特性解析(FCM, ELISA)等の経験を持つ方を優遇します。臨床検体を取り扱う場合は、作業が深夜になる場合もあります。
残業はありますか?在宅勤務は可能ですか?
職種・個人差はありますが、臨床検体を取り扱う場合など、残業が発生したり勤務時間や勤務日が不規則になったりすることがあります。
在宅勤務は原則ありませんが、状況により可能な場合があります。
他の研究室に所属していますが、一緒に研究をすることはできますか?
免疫治療研究センターは研究室の枠にとらわれることなく、同じテーマの解決に向かう研究者の方を歓迎していますので、是非ご相談ください。

お問い合わせ

採用に関するお問い合わせはこちらから受け付けております。
必要事項をご入力の上送信してください。

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